満月の夜には

カナタはくすくすと小さく笑うと


「あのジュンがね」


と呟いた





「……お前、それ俺の服だろ」


隣りに座ると同時くらいに、嫌そうにぼそっと言われた

隣りには座ってほしいくせに、自分の服を着られるのは嫌らしい


「知らない!下着と一緒に置いてあったの!」


もうなんかジュンと話してると腹立つ



「………なんだと?」

「ジュンと話してると腹立つの!」


どうやらジュンは地獄耳らしい

もう堂々と言い切ってやる