レイ「ミ……ユ」





医師「宮崎くん?」






レイ「ミユ!!」





ミユに会いたい。会って話したい。






まだ、思い出せねぇけど、お前が俺の大切な存在だったことは確かだ!!





医師「ミユさんのこと思い出したのかい?」





レイ「思い出してません……。」








「だけど、会いてぇ!!会いたいんです!!」





医師「……思い出してないのに?」







レイ「それでも……
ミユのこと愛してます。


それだけは分かるんです。」





カタッ



ミユ……?




ミユ、いるのか……!?




ガタンッ




医師「宮崎くん!」




俺はベッドから飛び出しドアにむかって走った。