【ミユside】
チュン
チュン
ミユ「ん……?」
もう朝か〜
ん?
そこには金髪があった。
なにこの人……?
私のベッドにもたれて寝てる。
「ん……」
わ!起きたっ……
「ミユ」
この人知ってる。
この声も知ってる。
私がずっと会いたかった人。
ものすごく愛している人。
ミユ「会いたっ……かった……」
レイ「俺も。すっげ探した。」
ミユ「……っ」
会いに来てくれた。
レイ「ひとりで何でも抱えんな。
もっと俺を頼れよ……」
悲しそうな顔。
ミユ「う、うん。」
レイ「言ったな!ぜってぇ頼れよ!!」
嬉しそうな顔。
あれ……?
この顔知ってる……
あなたは誰?
あなたはずっと会いたかった人。
愛しい人。
大切な人。
絶対忘れたくない人。
忘れちゃダメな人。
あなたはっ……

