ここら辺だと俺が前に入院してた病院が1番近い。
とりあえずそこに行ってみるしかねぇ。
今はもう夜の11時。
バスはもうねぇし、走るしかねぇ!!
「はぁ………はぁ……」
無我夢中で走った
苦しいけど、ミユがいない苦しさと比べたら全然マシだ。
ウィーン……
ミユの病室はどこだ……!?
いるって決まったわけじゃないのに
俺は、絶対ここにいるって何故かそう思った。
レイ「すいません。ここにミユっていう人が入院してるはずなんスけど……」
受付係「申し訳ございません。
患者様の個人情報となりますのでそういうことはお答え出来ません。」
レイ「恋人なんです……!
お願いします!!教えてください!!」
受付係「そう言われましても……」
「あれ?宮崎くん?」
へ?
レイ「医師……!!」
医師「どうして君がここに……?」
レイ「ミユが入院してますよね!?」
医師「宮崎くん、ちょっといいかな?」

