ミユ「一年前ね……」







ミユはポツリポツリと話してくれた。








内容は衝撃のものだった。






マジかよ……。







俺の父親がそんなことしてたなんて……







全然分かんねぇ……





ミユ「これは誰も悪くない。
誰1人悪くないんだよ。」






レイ「でも……」






ミユ「これはもう過去の話でしょ?
私は今を大切にしたいの。」






ミユはまっすぐ俺を見た。







ミユは強い。





もう、過去を振り返ってなかった。






今を見ているんだ。