私がオンラインゲームにこれほどハマったのは、 現実が――実は乏しかったからかもしれない。 高一の時、幼馴染のともくんがどこかへ引っ越してしまってから、 私は寂しい毎日を送っていた。 どこか空虚な心を抱えて、空をぼんやりと見る日々が続いた。 中三の終わり――オンラインゲームを教えてくれたのはともくんだったから、 オンラインゲームをすることによりどこかで繋がっていようとしたのかもしれない。 ――もう、ここには居ないけどね。