あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-


スマホを見ると、もう18時55分。

(もう、諦めよう…。)

そう思って、とぼとぼと帰りながら、

『STAR PROGRESSⅡ』

にログインする。

そして、自分のアバターを操作させ、いつものようにタウンへ向かった。