あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-


「いいか、

次のタイムが最高じゃなかったら、

大会に出さんからな!」

「……」

「返事は!」

「はい。」

「声が小さい!」

「ハイ!」

半泣きで、大きな返事をする。