「美唄の隣になりますよーに!」 悠が、両手を合わせている。 「はい、じゃあ席順を発表する! 黒板に書いた席に移動しろー!」 前に立っている大木が、あみだくじを見ながら、 黒板に白いチョークで 一人一人の名字を書いていく。