(別に、私は委員長メガネの横じゃなければ、 誰でもいいんだよね…) 皆から、委員長メガネと呼ばれている奴――根倉 学志(ねくら がくし)は、 ちょっとした規律にうるさいから面倒である。 「美唄、隣になりたいね~!」 悠がこっちの方を振り返って言ったけれど、 「お前らは、授業中うるさくなる可能性があるから離すわ。」 大木が、うざい笑みを浮かべながら、無慈悲に言い放った。 「ハァ?」 睨みながらそう返した悠は、大木に対して冷たい。