「あ、ちょっとあなた! うちの夫…晴治を死なせておいて、 自分は平気な面して歩いているんですか! 何なのよ!非人道にも程があるわ! また自殺未遂をしておいて、 駆け付けた晴治が崖から転落するなんて… そっちが死ねば良かったのよ!」 「落ち着いて、お母さん!」 私は、もう何なのか分からないまま、彼女を止める。