あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-


「――13時01分。

ご臨終です。」

入ってきた医者が、無慈悲に言い放った。

そして、何人かの看護士を引き連れ、

出て行った。

出て行く前に、そのうちの一人の看護士が言った。