三年一組の教室に入ると、 悠がこちらに向かって手を振っている。 「美唄~、 こっちこっち~! 良かったね~、私達、また一緒だよ! 永遠と離れちゃったのは、残念だけどね。」 「それな!」 私の気持ちを代弁するように、 横からともくんが入ってきた。