「あのさ~、 この前、光基がウニバーサスのチケット四人分当てたんだけど、 …ダブルデートしない~?」 悠は、楽しさを隠しきれない風にニヤついている。 「だ、ダブルデェーー?!」 私は、予想だにしていなかった悠の言葉に、 一瞬天の川が見えた。