「空手習ってる、俺に勝てるやつが、おるわけないやろ。

いいか、もうこれからは、みうのこといじめんなよ。

そんなまねしたら、先生に言いつけてやるしな!」

そんなともくんの言葉を受けたいじめっ子達は、

「ごめんなさぁい!」

と言って、泣きながら逃げていった。

それからは、私がいじめられることはなかった。