あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-


すると、大道具の機材を取りに行っていた永遠がこちらに向かって歩いてきた。

「あ…。」

私は、永遠に説明しなければならないと思った。

しかし、

「あれ、智樹じゃん。

何でこんなところにいるの?」