あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-


「ご、ごめっ!」

永遠はそう言うと、慌てて手を遠ざけた。

「あ、あの…いいんだけど。」

「え?」

永遠は、真っ赤な顔をして目を見開いた。