私は、小学5年生になった。


サ○○○スでのテストの結果、私は、Bに下がってしまった。


今まで何も言わずに傍観していた父が、初めて口を挟んできた。

それも、最悪の事態にする言葉を……。


「なぁ、葵。Bクラスに落ちてさ、恥ずかしくないの?」

『別に……。』

「じゃぁさ、やめなよ。」


え?やめるって、受験を?


「パパ!何言ってんの!?」

『やめるって?』

「もうすぐ通い始めてから、1年だろ?なのに、クラスも、上がらない。それで、また落ちたんだろ?」

『クラス上がったよ?Dに上がったことあるもん!』

「でも、今度はBに落ちたんだろ?だめじゃん。やめな。」