「成嶋さんは、なんで、
私なんか持ちかえったんですか。」

ふと思った疑問を問いかける。

「なんでだと思う?」

「さっきから、私ばかりですね。
私が聞いてるのに。」


少しむくれるように、
言ってしまう、自分の幼さが嫌になる。


「可愛いから。とか言って欲しいか。」

……。

「成嶋さんのバックなんてしりませんが、確実に私より、可愛くて綺麗な人がいるでしょ。」

「そーだな。でも、まぁ、お前も悪くないぞ(笑)」

なんだ、それ。

「別に嬉しくないですから。」

「ふーん。なら、」

そう言って、
私の腕を掴み、

ソファの上で組み敷かれる///!!

そして、
伸びて来た手が
私の髪を耳元にかけた。


「や、ちょ///」

「まだ、何もしてない。」

そうだけど、

そうだけどさ!!

この体制でそんな事いわれても!!