「あたしは守る。
お兄ちゃんとの約束を……」



ごめんね、お父さんとお母さん。



ーピンポーンー



良いタイミングなのか誰かきたらしい。
かなちゃんとこうちゃんだろう。



「よっ、なにこの暗い空気。」

「かなちゃんおはよう。
…………何でもないよ気にしないで」




あたしは今でも思い続けてる。
どれだけ離れてても心は繋がってる。


そう教えてくれたのは透麻。