里依の顔を見ると涙のあと。 「……ん」 そしてゆっくり里依が目を開ける。 その目も腫れていた。 「なんで泣いていた?」 「何もない、」 「その握っている紙はなんだ?」 部屋の中を見る限り里依は透麻さんしか知るはずのない鍵付きの引き出しを開けたらしい 鍵っていっても4ケタの暗証番号。 「これのせいで、透麻は死んだ。 あなた達は見たらダメ。」