「俺、ちょっくら透麻さんの部屋に行ってくるわ。」 そう言って立ち上がった旭。 「おい、旭。俺らも行くぞ」 そこまで離れていない透麻さんの部屋 「おい、皐っ!」 部屋の中から旭の声がした。 「なんだ?……泣いてたのか」