あたしと透麻は次々に先代を倒して行った。 ただ、悔しい思いと悲しい思いなんかでいっぱいいっぱいだった。 正義派と言われる黒狼の先代達が薬物乱用をしていたこと。 本当に見損なった。 「里依っ!」 気がつけば銃口はあたしに向けられていて それを庇うために透麻が走って来た。