さてさて、私はおじいちゃんに育てられてるの。 私には両親がいないんだ。 私が生まれて間もない頃、強い気を持った"妖狐"との闘争で死んでしまった。 妖狐は朱(あか)といい、おじいちゃんが封印したらしい。 私の家は特殊だからいつ死んでも大丈夫な様に心構えと覚悟が必要なんだ。自分が死ぬだけじゃなくて家族が死ぬっていう覚悟もね。 だから私は立派に戦った両親を誇りに思っているよ!少し寂しいけどね。