「おい!来見、お前の守護なんだ。」


私達、気をもつ者には"守護"と呼ばれる動物がいる。



白君の守護はオオカミ。



私の守護はネコ。




「...ネコです。」




「名前は?」


守護は一匹だから名前を付けている。

白君のオオカミの名前はたしか、ヒカリ。


私の守護は、来瑠(くるる)


「くるちゃん!!!」


「あぁ、そんな名前だったな。」


「練習するぞ。」