その花の名社、月刊カミツレの編集長に三村 桜子という人がいる。



働く女性といった感じで、今までに数々の作家を発掘し、ベストセラーを生み出させた、月刊カミツレの太陽のような人だ。



サッカー界で言えば、三浦知良。野球界で言えば、王貞治。陸上界で言えば、織田幹雄。柔道界で言えば、嘉納治五郎……。とにかくすごい人なのだ。



年齢不詳。30代という噂もあれば、60代という噂もある。若作りで、妖艶な雰囲気を醸し出していて、藤原なんて「あれは絶対魔女ですよ!」と言っている。私もそう思う。



そんな三村さんが、今日、誠司さんを食事に誘ったらしい。



場所は麻布十番の246号沿いにある高級レストランで、私ですら食べたことがないようなお寿司をたらふくご馳走になったらしい。