「あ、そういえば昨日の話……。」 小説を見てもらうことを言ったのだが、勘違いしたらしく、誠司さんは怯えた表情を浮かべた。 私ってそんなに顔怖いのかしら。 「小説読んでくれるって言いましたよね?」 理解したようで、誠司さんは咳払い一つし、いつもの真顔に戻った。 「ああ、そうだった。今からでもいいか?」 「是非、お願いします。」 私は書けているところまでの原稿を渡した。