ただお前を愛してる。⒈





私が泣き止んだ後夜遅くまで皆でお喋りした。




チュン……


チュン……



ん?朝……?







いつの間にか寝ちゃってたんだ…





「って!!うわぁ!!」





え?



まってまって、どういう状況?




なんで私はレイの膝の上なの?





抱っこされてる形で寝てた…!





「「「おはよー」」」(ニヤニヤ)





レイの腕が私の腰にまわされて密着状態。






「んーー!」







ぬ、ぬけだせん……!







なんて馬鹿力……!!




ニヤニヤしながら見ている3人に助けを求める。





「ねー!3人も手伝ってよ!」





「んー。面白いし見とく。」






「そんなんしたらレイに怒られる。」





「あー!確かにー!怒りそう!!」








なんで怒るのさ!







「んーー!」




腕をばたつかせてたら




「ん…?」




「あ!起きた!やったぁ…?」





う、後ろにこける!?





グイッ


レイが助けてくれた。








「あ……レイありがと……」







でも、さっきより密着状態。








「ハア……。俺は寝てもいられねえのか。


ミユ、心配だから俺のそばから離れんなよ?」










え……?

どうしてそんなに悲しそうな顔するの…?