うれしい!!と言って抱きつくべきだっただろうか。 プロのサッカー選手になってからね。と言っておくべきだっただろうか・・・。 何が正解だったのかなんて、この時の夏音にはわからなかった。 だだ婚約者になったからといって、次の日からの生活はいつもと変わらずまた1年が過ぎた。 「まさー今度のクラスこそどう?ほっとけなそうな子いた?」 最近の瞬は塚原をまさと呼んでいる。 「いねーよ。」 塚原は笑った。 「なーんだ。俺、ちょっと出かけて来るよ?」 「うん。いってらっしゃい。」