靴を何とか履き、門の方へトボトボと歩いていたが体中の痛みで途中で立ち上がれなくなり壁に寄りかかって座った。 「もう・・駄目だ・・・死・ぬ・・・かな。」 夏音が目をつぶりかけると、 「死なせないから。」 目の前には塚原の姿があった。 「まさ・・・」 「帰るぞ。」 夏音を抱きかかえ、車に乗せて家へと向かった。 夏音は何も言い返せず、ベッドに横になった。 塚原はすぐに瞬にも連絡を入れ、医者と看護士を連れて慌てて家に入ってきた。 「本居‼」