さっきから水瀬くんがかっこよすぎて、直視できない///




私は少し早足で三奈たちのもとへ向かう




三奈パーカー着せられてるし…



すごく楽しそうだなぁ…



なんか邪魔するのは悪い気がするから飲み物でも買いに行こっかな




「邪魔するのも悪いし、私ちょっと飲み物買ってくるね」





「わかった」






お店の前につくと皆の飲み物を選ぶ




はっ!!水瀬くんの好み聞くの忘れた!!




でも、甘いのが苦手って言ってたから…




コーヒーでいっか






4人分買ってお店から出ると何やら茶髪のチャラい(勝手なイメージ)お兄さんが近づいてきた




「ねぇ君一人??」




「あ、えっと今は一人ですけど…」





「お兄さんと遊ぼうよ〜」




「いや、友達が待ってるので…」




「いいじゃんいいじゃん」




腕を掴まれて少し引っ張られる




「ちょっ離してください」




「早く行こ「おい、離せ」」



お兄さんより少し低めの声が聞こえて顔をあげると、




「水瀬くん!!!」





そこには水瀬くんがいた





「なんだよ彼氏いるのかよ」




お兄さんはそう吐き捨ててどっかに行ってしまった





「ありがとう!!水瀬くん!!!」





「はぁ…」






「え、あ、ごめんうざかったよね…」




「そうじゃなくて、何やってんだよ」




「え?さっき水瀬くんに言ったように飲み物買いに行っただけだよ?」




「それは知ってる」




「俺が言いたいのは何男にナンパされてるんだよ」





「え!!さっきのナンパだったの!?」




「お前気づいてなかったのかよ…」





「普通に遊びに誘われてるのかと思った」





「だから、それをナンパって言うんだよ…」



馬鹿かと言いたげな目でこっちを見てくる




「水瀬くんはなんでここに居たの?」





「お前が帰ってくるのが遅いから様子見に来たんだよ」




近くにある時計を見ると、もう20分も経っていた



「もしかして心配してくれたの?」





「………………」





私馬鹿単純だからその沈黙を肯定ととらえますよ??



一人でニヤニヤしていると、



「あいつらもうあがってるから早く行くぞ」






「はーい!!」