水瀬くんが告白されてから早2ヶ月



今日は終業式です!


「1学期よく頑張りました夏休み明けも………………」


頭が光ってらっしゃる(とても失礼)校長先生が何か言ってるけど頭に入らない


だって……



「はぁー水瀬くんに会えないよ〜」




そうなんです!明日からから夏休みなので約1ヶ月間水瀬くんに会えないのです!



「ちょっと瑠羽うるさい!!」




「だってぇーー(´;ω;`)」



「はぁ……」


三奈に呆れられてるけどそんなこと気にしない





夏休みは、友達と海行ったり泊まりに行ったりとか楽しいけどさ〜


1ヶ月間水瀬くんに合えないなんて私水瀬くん不足で死んじゃうー




「瑠羽!!早く歩いて!!」




「ふぇ?あ、ごめんごめん」




校長先生の話はいつの間にか終わっていたらしくもう教室に戻るところだったらしい


教室に帰ってきて三奈が話しかけてきた


「瑠羽!もう帰る時間だよ!いいの?ほんとに水瀬くんに会えなくなるよ?」




「そんなこと言われたってどうすればいいのさぁー」




「そんなの簡単よ!連絡先を聞くのよ!!」




「ぇぇええ!無理だよ!」




「何いってんの!ほら!」



ドンっと押された私はよろけながら水瀬くんの前に来る
水瀬くんはそんな私を見て少し驚きながら何?とでも言いたそうな目で見てきた


「あ、あのですね」



「何」



「あの、えっとぉ」



「早くして。帰りたいんだけど」




「れれれれれ」



「れ?」




「れ、連絡先を教えてください!」





「はぁ??」





「あ、やっぱダメですよ「いいよ」





「へ?」




「だからいいよって言ってんの」




「ぇぇえええ!いいの!?」





「もう早く貸して」



私の携帯を取ると何なら登録しているらしい



「はい」




「あ、ありがとう」



「じゃ俺は帰る」



「あ、うん!またね!」



水瀬くんが出ていったあと三奈の方を見るとさっきのところを見ていたらしくニヤニヤしている




「瑠羽良かったじゃない!」




「うん!まさか水瀬くんがいいって言ってくれると思わなかった!!」





「じゃあ今度私と凛と瑠羽と水瀬くんであそびにいきましょ!詳しいことはまた連絡するから」



じゃあねーと言って風のように去っていく三奈を見ながらまだ現実を受け止められてなかった