『バケモノ』と呼ばれた少女

1ヶ月後

松平「椿鬼〜。来てやったぞ〜。」
「げっ。そもそも来てって頼んでないし。」
松平「嫌そうな顔をするな。」
「嫌そうじゃなくて嫌なの!」
松平「おい。それにしても遅い結婚報告だったな。」
「完璧に忘れてた。」
松平「酷いやつだな。それに、妊娠したとか。」
「うん。」
松平「産まれたら一番に「抱かせません。一番は近藤さんです。」
松平「私にそんな事言うのはお前くらいだぞ。」
「それより、新撰組の事なんだけど。」
松平「この里に移すんだったな。」
「うん。いい?あ、あと会津藩預かりから龍族預かりにしたいんだけど。」
松平「ダメと言っても引かないくせに。」
「よく分かってるじゃん。」
松平「はぁ。いいぞ。移しても。」
「本当!?ありがとう。」
松平「気にするな。そうだ。忘れる所だった。お前の婿の顔を見て帰ろうと思っていたのだ。さぁ、どいつだ?」
「今は執務室にいる。私の代理で長の仕事してるから。その顔は呼べと?」
松平「あぁ。」
「はぁ。梅、歳兄を呼んできて。」
梅「わかりました。」