何とか脱出して、歳兄達の所へ走った。

「歳兄!大丈夫だった?」
土方「あぁ。大丈夫だ。」
一「椿鬼!大丈夫か!?」
「あれ?一ちゃんと烝。どうしたの?」
烝「里の方から煙が出てるのが見えたから、急いできたんだ。」
「そっか。ありがとう。」
一「無事なら良いんだ。」
「あ、怪我してる人を屋敷まで連れていかなきゃ。皆さん!聞いてください。屋敷を解放するのでゆっくり怪我を治して下さい!」
烝「俺達も手伝う。」
土方「よし。頑張るか。」
「助かるよ。」
女の子「お姉ちゃん!」
「あ、大丈夫だった?」
女の子「うん!来てくれてありがとう。」
「どういたしまして。あ、そうだ。お名前は?」
女の子「理緒だよ!」
「理緒ちゃんか〜!かわいいお名前だね。」
理緒「えへへ。」
「じゃあ、お姉ちゃんのお家まで行こうか。」
理緒「お母さんとお父さんは?」
「お母さん達も一緒だよ。」
理緒「そっか。うん!行く!」
「よし。お手手繋いで行こうね。」
理緒「うん!」