私は鬼族の能力を受け継いでいたため、炎を操ることができた。長の娘ということもあってか、周りの人よりも能力のレベルは高かった。



ある時、視察で訪れていた村が雨が降らず干ばつに苦しんでいた。
そこで、「雨が降って欲しい」と願った。
すると、ついさっきまで晴れていた空が急に暗くなり大雨になったのだ。

龍族の能力は雷や雨雲を呼び寄せる。

これを一緒に視察に来ていた龍族の重役達に見られたことで『バケモノ』と呼ばれるようになった。