5分後

土方「着替えたか?」
「うん!」
土方「飯食いにいくぞ。」

スーー
「遅くなってすみません。」
近藤「大丈夫だよ。」
一「椿鬼、ここに座れ。(一と沖田の間)」
「うん。」
近藤「それじゃあ、いただきます。」
全員「いただきます!」

味噌汁だ〜。私、味噌汁大好きなんだよね。

「……あ。これ、一ちゃんの味噌汁だ。」
一「よく分かったな。俺が朝餉の担当だったんだ。」
「そうなんだ〜。美味しい。」
沖田「なんで分かるんですか?」
「幼い頃よく食べていたから、ですかね。」

平助「左之さん!僕のおかず取らないでよ!って、新八も!」

うるさいな…

一「気にするな。いつもの事だ。」
「これがいつも…。大変だね。」
一「慣れれば気にならなくなる。」
「そっか。」
土方「お前らうるせぇ!静かに食えねぇのか!」
沖田「土方さんも充分うるさいですけどね。」
土方「総司ぃぃぃぃ!」

はぁ。

「歳兄うるさい!近藤さんと山南さんが困ってるでしょ!!あと、そこの三馬鹿と沖田も黙る!」

土方&三馬鹿&沖田「はい。」
山南「ふふふ。椿さんには敵いませんね。歳くん。」
一「さすが椿鬼だな。」

一ちゃんが笑った!すっごい珍しいんだけど!!

沖田「一君が笑った……。」
一「なんだ。俺が笑うと何かあるのか?」
沖田「一君いつも笑わないからびっくりしただけ。」
一「そんなに笑ってないか…?」
沖田「うん。」
一「そ、そうか。」
「一ちゃん、落ち込まないで。」
一「あぁ。」
「歳兄、沢庵あげる。好きでしょ?」
土方「本当か!」
「うん。どうぞ。ごちそうさまでした。」
一「ごちそうさまでした。椿鬼、連れていってもいいですか?」
土方「あぁ。久しぶりに少し遊べ。」
「やった〜!一ちゃん行こっ!」
一「失礼します。」