『バケモノ』と呼ばれた少女

近藤「歳、ちょっといいか?」
土方「あぁ。近藤さんどうかしたか?」
近藤「斎藤君も居たのか。…あれ?椿さんも?」
土方「長屋を追い出されたんだと。」

なんか、私が悪いみたいに聞こえるじゃん。私は全然悪くないんだからね!!

近藤「おぉ。そうか。それは大変でしたね。」
土方「で、話は?こいつら出すか?」
近藤「いや、このままでいい。その話というのは椿鬼さんの事だからな。」

「私の?」
土方「どういう事だ?」
近藤「今、龍族が椿鬼さんを探しているらしいんだ。理由は椿鬼さんに龍族を纏めて貰うため。」
「何度か町で里の人を見かけたけどそういう事だったんだ。」

土方「俺には何の情報も入ってないぞ。」
近藤「極秘で動いているらしくてな。」
「戻ろうかな〜。家も無くなったし。」
一「本気か?」
「うん。長がいないと大変だろうしね。まぁ、里の人がよく思わないだろうけど…」
土方「長が居た方がいいのは当たり前なんだが…お前はそれでいいのか?1度追放された里だぞ。」
「いいの。里の人達が安心して暮らせるなら、正義の味方にでも悪役にでもなるよ。私は。」
近藤「凄いな。我々、新撰組も力をお貸しするのでいつでも言ってください。」
「ありがとうございます。近藤さん。あの、敬語はやめて下さい。私の方が年下なので。」