玲「ちょっと、え、な、は??

うちら学校にいたよね?!」




蒼「落ち着けって!笑
確かに学校に居たけどな」




玲「私たち

蒼「俺たち

「「タイムスリップしちゃった?(したっぽいか?)」」







玲「信じたくないけど、はぁ、信じるしかないよね」



蒼「だな!

うっし、とりあえず生きるためには寝床を探さないとな!」




玲「…うん、暗くなってきたもんね……」



蒼「んな泣きそーな顔すんなって!俺がいるんだから、な?」ナデナデ





玲「??な、泣かないし!てか頭ナデナデするなぁぁぁ!!///////」




蒼「笑笑、ん!元気になったな!


よし、探すぞー!」


玲「ん!」











テクテク











テクテクテクテク











玲「…はぁはぁ、つっ、疲れたぁ!」




蒼「えぇ??もうか?」




玲「絶対に3時間は歩いたよ!!


もう歩けないー!」|( ̄3 ̄)|




蒼「んー、しかたねぇなぁ。


今日はこの橋の下でねるかぁー」



玲「やった!!やっとこさ休める!」







2人は隣同士肩を並べて寝ようとした



その時








?「こんな所で何してるの?」



玲蒼「「??」」

蒼「??誰ですか…?」




蒼は今までに聞いたことのない程低い声で


目の前に立つ男に問いかけた。




?「俺は吉田栄太郎。」




玲「?も、もしかして、長州藩の人ですか?



あと、お名前は稔麿さんですか?」



稔「へぇー?俺のこと知ってるんだ、それに、君の着てる着物…

ふふっ、いいね!君に興味もったよ!」




蒼「だったら、なんですか。

玲奈に手を出したら怒りますよ。」




玲「ちょっと!蒼!静かにしてて!」




稔「ふっ、こんな所で寝たら風邪ひくよ?


それに聞きたい事もあるから、俺の宿に来ない?」





蒼「はぁ??行くわけねぇだろ!」



玲「っ馬鹿!
稔麿さんっ、蒼がすみません!

私達も着いていっていいですか?」




稔「もちろん!」



なんやかんやで宿に向かって歩き出した私達




蒼「なんで、お前はよく知りもしない相手についてくんだよ?」コソッ



玲「…だって、」




私が幕末が好きで、会ってみたい!ってずっと思ってとから!なんて言えるはずないっ!




蒼「だって??」


玲「秘密!!」o(`ω´ )o



蒼「はぁ??」((((;゚Д゚)))))))




稔「おーい、2人とも宿に着いたよ。」( ̄▽ ̄)





宿を目の前に蒼は不安な気持ちを抱き
玲奈はワクワクした気持ちを抱きながら、
宿の中に入っていった。