でも、1年前のあの夏、友達に言われた、

「彼に近づかないで。」

そのひとことでわたしと君との関係はなくなってしまった。


日常からなにかが消えてしまった、そんな感覚。

…だと思っていました。
だけど、君は話しかけてくれて
また、楽しい毎日にもどりつつあった矢先、


「わたし、彼と付き合い始めたから。
応援してよね。」


そんな友達からの言葉。

「うん、もちろん!あったりまえでしょ!」


ちくちく


うそだ。心のなかはそんなこと思ってもいない。最低だ。友達の恋を応援できないなんて。