下に降りると何故か朝ごはんが3人分並んでいた。

「お母さん、1人分多くない?」

「もう、何言ってるの?奏多くんの分に決まってるでしょう」

「いただきます!」

なるほど。

そんな予感はしていたからそこはまぁいいんだけどさ...

「ねぇ!それ、私のウィンナー!!勝手にとらないでよ!」

「あ、ごめん、つい。次からはちゃんと貰うって言うわ...んぐっ」

「そーじゃないでしょ!!!」

あーあ、奏多のせいであと1本しかないよ...

ウィンナー好きなのに。

「ふふ、今日も朝から騒がしいわねぇ」