"あいつほんとに空気読めないよねぇ~"
"自分のことばっかでうざい"
"ぶりっ子だし。一緒にいたらあたし達にまでうつるよ"
"きもちわりーんだよ、ばーか"
ちがう、ちがう、ちがう、、、
こんな世界望んじゃいない。
楽しみにしてた、新しい学校生活。
どんな友達に会えるかな。
勉強ついていけるかな。
そんな気持ちでいっぱいだった小学2年の10月頃。
期待よりも不安の方が大きかった。
だって私は、前の学校で馴染めていなかったから。
理由なんてわかってる。私が暗くて不細工だから。
だから転校先ではうまくやっていけるって信じてた。
じゃなきゃいつまでも根暗なままだと思うから。
なのに、どうしてこんな思いしなくちゃいけないの?
いつまでたっても、どこへ行ったって邪魔者扱い。
親だって...いなくなっちゃった。
私があんなことしなければお父さんもお母さんも助かったのに...
私が殺したんだ。
私のせいで死んじゃったんだ。
私の...せいで...私が...あんなことを...私が...悪いんだ...
あれ、どうしてかな?
生きてる意味がわかんないよ。
ワタシッテ、ヒツヨウナノカナ......?