「は?」 「い、いやだって翔には彩香ちゃんがいるのにほかの女の子と一緒に暮らしてるとか彩香ちゃんが知ったらかわいそうだし。それに私も料理の練習とかしたいし、1人で暮らせるからっ…」 顔をゆっくり上げるとすごく怖い顔をした翔が立っていた。 「むり」 「なっ」 むりとかこっちがむりだよ。 諦めたいの。 そうしたら学校でも全然話さないから かかわらなくていいから