「あ、杏里ちゃん!」


「お久しぶりです!」


親しげにあいさつを交わす杏里。


なんだか髪の毛を染めていてすごくチャラそうな人だった。


ピアスの穴。いっぱい開いてるなぁ。


香水の匂いもきついし。


「あ、こっちが入山ことねちゃん?」


一人の男の人が私に話しかける。


「は、はい!!」


「いや~2人とも可愛いね~」


「い、いえそんなことは」


すごく嫌な予感がするのはなんでだろう。