「ほんとにありがとう」



「おう」



それだけ言って翔は私の部屋を出た。



やばいにやける。


このネックレス毎日つけたいぐらい。


でも落としたらいやだし


なくしてもいやだし


1番はやっぱ彩香ちゃんがいるのにつけてていいのかなって思う。


私はそっと箱に戻して


引き出しの中へ入れた。