「だから翔くんと半年でいいから一緒に暮らしてほしいの。」



「はい!?」


まってまって。翔!?


「い、いやまず翔がいやって言うんじゃ「もう許可はとってあるの♡」」


突然過ぎませんか。お母さん。お父さん。


あんな冷たい翔が許可してくれるなんて。


お母さんどんな手使ったんだろう。


「じゃあわかった?もう空港行かなきゃいけないの。突然でごめんね。もうすぐ翔くん来ると思うから。」


「え、今から?」


「ごめんなさいね。元気に待っててね。」


そう言い残してお母さんとお父さんは荷物を持って空港へ向かった。


1人置いてけぼりの私。


1人であんぐりしていた。