誰かが呼んでいる・・・・・



??:「しっかりしろ!!大丈夫か?」


どこからか聞こえる・・・・


でも・・・


意識がどんどんなくなっていく・・・・




そして、意識がなくなった








―――――とある村

「花葬村」

とても悲しい村の名前・・・

この村は、昔は明るく活気があった小さな村「花葉村」


突然、呪われてしまった。

呪われた理由もみんな知らない・・・

その呪い「言葉がなくなる」

人とは、言葉を話すことで感情や思い、願いを言うことができる。

だが、それが今では出来ない・・・

それが、広がったのかはわからないが

規模が拡大している

最初に呪いが出た場所が「花葉村」

そこからこの村は「花葬村」と言われるようになった。

ひとは、言葉が出ないその代わりに「花の子達を使え」




花の子とは、見た目は普通の人間でも人とは違う

花の子は、人が言葉を「花言葉」となり人に言葉を喋らせることができる




その花の子が多いと噂なのが「花葬村」いや「花葉村」

人は、それを知り「花葉村」集まって

人は、言葉が欲しいが故に探し、我が物にしようとする


あぁ、なんて残酷なのか



その村にひとりの少年がいた・・・・

その少年はひとりの少女が倒れているのを見つけ
駆け寄った



少年「おい!しっかりしろ!!大丈夫か!?」


少女は動かない


少年「ダメだ・・・。そうだ!!」


少年は少女を抱え上げると


すぐさまどこかへ走った




続く