――――――人はなんて「儚く」そして「醜い」ものなのか・・・・――――――
ひとりの少女が森の中、ただひたすらに歩いていた。
音もなく、なにも見えない。
少女は髪は漆黒で背中まであろうかと言うらい長い髪
靴は汚れてはいるが白く、
紺色セーラーワンピースと不気味なうさぎのぬいぐるみを抱え、
どこからどう見ても普通の少女だが
目は何かを見透かすように冷たく、そして少女は・・・
―――――アナタハ、ワタシ。ワタシハ・・・・
どれだけの時間が過ぎたのだろう、足もおぼつかず今にも倒れそうなほど歩いていた
少女:「・・・」
少女は疲れきっていたのか言葉も出せずそれでも足を止めず歩いていた
すると
少女:「!?」
倒れてしまった
動くこともできない少女そのまま眠りについた
??:「アレ~?ダイジョウブ?」
少女:「あなたは・・・?」
??:「ワタシダヨ」
少女:「私?」
ワタシと名乗る人物:「ソウ」
少女:「じゃぁ、私は・・・・」
「誰?」
ワタシと名乗る人物:「ソウカ!?ワカラナイノカ。マァ、イツカワカルヨ・・・・。」
ワタシと名乗る人物:「ソロソロ、ダレカキタミタイダカラ。マタイツカネ・・・・。」
ワタシと名乗る人物:「バイバイ‘―――’」
少女:「待って!」
――――その瞬間
??:「おい!!しっかりしろ!!」
誰かが呼んでる・・・・
【続く】