これは、ある1人の女の子のお話です。

その子の名前は、華那。何かを抱えたような緋色の瞳に影のような闇黒の黒髪。

一見、誰もが息を呑む美少女ですが、とても近寄りがたい雰囲気を出しています。それもそのはず、彼女は裏の世界では、こう呼ばれています。「緋影」と。


緋影は、闇の中を舞うように殴り、蹴り、1人1人の急所へとあてていきます。


こんな表の世界でも、裏の世界でも一匹狼の彼女にも、つらい過去があります。
彼女は、その過去を誰にも話しませんでした。



ある時、伝説とされる世界No.1の暴走族、金蝶が彼女の前に姿を現します。彼らは、彼女に手を差し伸べるが彼女は、彼らを信じようとしませんでした。

これは、そんなお話です。