マーケット戦争

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少し歩いて、どこにでもあるようなチェーン店の居酒屋に入った。



祐也「菓たんはここです!ここに座ってくだたい!さい!」


海斗「僕と祐也の間ね」



勝手に決められたが、どこに座ろうと結局疲れるのに変わりは無いのでおとなしく座る。



達也「さー!今日は呑むぞー!僕のおごりだ!」


!?

達也さんはもう酔っているのか??10人分を奢るなんてそんな無茶な・・・



太郎「きゃー!達也兄さんさっすが〜!俺まずウーロンハイ!!」


次郎「いつもありがとうございまーーす!俺梅酒ソーダ割りで!」


八兵「達也兄さん愛してまーす!俺もウーロンハイ!」


玲「ぼくは〜甘酒〜」


幸希「俺日本酒のお燗で〜」


涼「僕はウィスキーで。」


海斗「グループフルーツ割り。」


祐也「マッコリ〜」


達也「僕はイモ焼酎で!菓さんは??」


「あっ・・・ビ、ビールで・・・」


太郎「じゃあ、あと貝ひもとチーたらと唐揚げ4皿と軟骨3皿と、チーズの包み揚げ玲兄さん大好きだから6皿と・・・」



まてまてまて。すごい数をどんどん注文していく太郎さん。

これを本当に達也さんは奢るのか・・・?


海斗「菓、大丈夫。兄さんボンボンだから。ブラックカードだよ。」


「ぶ、ブラック!?」


最近耳にする〈達也さんは野菜王国の王子説〉は本当かもしれない。