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新宿駅東口 17:00



そこには一般人とは思えないほど、クオリティの高い9人の男たちがいた。



通り過ぎる人達はたちまち目を奪われ、女性は心をも奪われる。



彼らの周りには話しかけるタイミングを虎視眈々と狙っているハンター(女たち)でいっぱいだ。



この中に飛び込んでいく勇気を私は持ち合わせていない。

スマホを取り出し、今日はやらり行けない旨を伝えようとした。



太郎「あれ？あっ、菓！！菓だ！おーい！こっちだよーーー！！」



ボキッ！



なんで君はそんなにお決まりのタイミングで気づくんだ。

おもわずスマホを折ってしまっ･･･あれ、折れてない。

心なしか私の指があらぬ方向を向いている気がする。

あ、痛い。気付くと痛い、あ、本当に痛い！いたたた！！